2023 大量人材移動の幕開け

2023年は大量のレイオフのニュースで始まった。昨年のツイッターに続き、アマゾンやセールスフォースなど成績優秀だと思われていた企業も行き過ぎたオフィスの拡張と人員を整理し始めている。

ただ、単純な量の調整だけでは無いかもしれない。従来のネットをベースとしたマーケティングオートメーションとセールスオートメーションが質的に飽和した感じを受けている。

大量のリード創出から強引なクロージング、ナーチャリングの洪水に限界がきていて、特に大手顧客向けには立ちいかなくなっている。

コロナの終焉と共に事業体力のある大手志向にならざるをえないことを考えると、顧客の業務に密着した営業体制が必要となり、インダストリ業務知識や経験がない販売部門は大きな課題を抱えることになる。

様々な業界から人材を獲得していくにも、これまでの画一的なオンボーディングプロセスではおそらく定着が難しく、ここも大きな課題となると想像できる。

本格的に多様性が問われる時代に突入したことを実感する年明けとなった。